「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」Part25 獣人ケヴィンのダイジェスト冒険記・空編 天の頂~闇の神獣戦まで
海を渡って八精霊を集結させ、聖域へのトビラが開かれるも、
敵陣営らに先を越されてしまったケヴィン達。
空を飛ぶ手段を求めて、ローラント山岳地帯の”天の頂”に向かう!
それでは、続きをやっていきます!(前回同様、大部分をダイジェストで進行します。)
(※↑前回のプレイから二週間空いた為、再開時のあらすじ機能が良い仕事してます。)
山頂にて、”翼あるものの父”とご対面!
女の子なのに「ぼく」と呼んでしまった非礼を詫びつつ、「フラミー」と名前を付ける役目は、
一周目ではリースが担いましたが、今回はフェアリー自ら担当。
フラミーの背に乗り、颯爽とマナの聖域へ・・・!!
敵達の屍が大量に横たわる聖域を進み、”マナの剣”を発見!!
聖剣を手にして、愛狼カールの復活の時が近付いた事に、喜びを噛みしめるケヴィン。
しかし、それと同時にフェアリーが何者かにさらわれ、行方不明に。
一時的に蘇った「マナの女神」(の幻影)から、秘宝”風の太鼓”を授かります。
聖域を戻ると、地面に横たわる紅蓮の魔導師の姿が・・・!!
あんなに憎らしく、一周目では準ラスボスキャラだった彼が、
こんな形で最期を迎えているのは、なんとも滑稽というか、哀愁を感じさせます。
敵に先を越された旨を話す、黒耀の騎士。その後、魔法で立ち去ります。
(「赤子の手をひねるように敗れ去った」とか言われちゃってるよ、紅蓮の魔導師。まさかキミが噛ませになるなんてなぁ。
終始尊大な態度だった分、一気に超小物キャラに成り下がっちゃった感があって、ますます憐れです。)
少し進むと、お次は美獣と、彼女の手によって殺害された邪眼の伯爵の姿が。
同じく、戦う意志を失った様子で、魔法で退散。(一周目と同様です。)
その後、一周目と同じく、
しばし聖域内のラビ達を狩って、レベル上げを行います。
三人のレベルは72まで上昇・・・!!
聖域の出口へと戻って来ると、フェアリーを足元にして立っていたのは、
やはり死を喰らう男・・・!!
その隣には、すっかり血色を失った、シャルロットの愛しき人「ヒース」の姿もあります。
「フェアリーを返して欲しくばビースト城まで来なさい」と告げて立ち去る、死を喰らう男。
おのれ、なんて楽しそうな顔をするんだ・・・!!
掴みどころのないキャラだった一周目とは打って変わって、今回は悪役中の悪役じゃないか!!?
ともかく、獣人王も死を喰らう男も倒しつつ、フェアリー奪還を強く誓うケヴィン。
早速、ヤツを追ってビーストキングダムへ・・・
と、行きたいところですが、ここでちょっと寄り道。
シャルロットがメンバーにいる今回では、新たに取得できるアビリティがあるようです。
彼女の故郷「聖都ウェンデル」の、光の神殿内へ。
(↑の画像のように、門には二人の神官が立っていますが、普通に中へと入れます。)
冒頭編にてシャルロットの脱走に助力してくれた「ミック」から、
リンクアビリティ「癒しの光」を入手!
バトル終了時に味方全員のHP・MPを3%回復する効果で、一周目なら充分有効そうですが、
”強くてニューゲーム”で進行している今回では、使う必要はないでしょう。
それでは、ビーストキングダム城をひた走って、フェアリー救出を急ぎます。
玉座の間には、今回の悪役三人組が待ち構えていましたが、
獣人王は「くだらん」と言い放ち、途中で離席。
一周目の聖域侵攻時のイベントでも思いましたが、彼は根っからの悪党ではない様子・・・?
死を喰らう男に聖剣を手渡し、剣が拒絶する光を放ちはじめるも、
すぐさま闇の魔法によって適用させるヒース(堕ちた聖者)。
「マナの剣は使い手の心をうつすカガミ。使い手によって光の剣にも闇の剣にもなる」「光と闇は表裏一体、常に光が正しいとは限らぬ」等と述べた後、
彼らの主である「仮面の道士」は、世界に”死”をもたらす事で、人々を”生”の苦しみから解放しようとしていると話すヒース。
まさに、”これぞRPGのラスボス”って感じの思考を持った悪役みたいですね、仮面の道士は。
闇の剣と化したマナの剣を手にして、一瞬はしゃいだ後、魔法で逃走する死を喰らう男。
(この時、彼が見せた”喜びの舞”(?)が妙に面白く、「緊迫感に欠ける」と思ったのは、私だけではあるまい。)
約束通り、フェアリーの身柄は解放されるも、
同時刻、各地の「マナストーン」の封印が解け、神獣達が復活してしまう。
世界の平和を守る為、”神獣討伐の旅”の始まりです。
・・・と、その前に、
離席した獣人王を追って更に奥へと進むと、続けてイベントが発生。
なんと、獣人王の足元には、
生きた「カール」の姿が・・・!!!
殺してしまったと思われていたカールは、幻術によって”仮死状態”に陥っていただけらしく、
獣人王が後から掘り起こしていたのだと言います。
(「カールが実は生きている」・・・というのは知っていたものの、
てっきりラストダンジョンあたりで劇的に登場するのだと思っていましたが、こんな所で回収するのですね。)
続けざまに、(ケヴィンは”逃げて行った”と思い込んでいた)母親は、小さい頃に本当に病気で亡くなっていた事、それを知らせず、怒りを自分に向けさせる狙いだった事を話す獣人王。
更には、「怒りや憎しみは、力や強さを引き出すのに利用できるが、”真の強さ”はそれを超えた所にある」という持論に加えて、
人間への復讐やマナの剣には関心がなく、ビーストキングダムを建てたのは獣人達の自立の為であり、人間界への侵攻もそのきっかけとするものに過ぎなかったという、一連の事実と思想を明かし、
最後には、ケヴィンへの激励の言葉で締めくくります。
ところどころ少々強引なタネ明かしながら、父親との長年の不和が解消され、
生きたカールとも再び会えた事で、ケヴィンも晴れやかな表情を見せます。
ここからは、ただ純粋に父親を超える為、そして世界を守る為に戦う身となったわけですね。
(イベント後には、瀕死の味方を回復する際に回復量が増すリンクアビリティ「ウルフソウル」をGET。)
さて、それでは心置きなく、”神獣討伐・空の旅”へ。
一周目では、フェアリー救出の為の目的地がアルテナだった為、
最寄の「氷壁の迷宮」から回りましたが、今回最寄なのは「月読みの塔」。
奇しくも、一周目で(闇の神獣の居場所を除いて)最後に向かった場所です。
なので、今回は真逆の順番で回っていく事に決めました。
まずは、月の神獣「ドラン」、
そして、風の回廊にて風の神獣「ダンガード」をサクッと撃破!!
(神獣戦の基本戦法としては、「ドレイクの鱗」と「エナジーボール」をケヴィンに使い、
シャルロットの”セイバー魔法”(光・闇属性は爪アイテム)で弱点属性を付与して叩くのみ。以下省略です。)
光の古代遺跡では、一周目同様、神獣戦直前のスペースでレベル上げ!
三人のレベルは82に到達し、
光の神獣「ライトゲイザー」を瞬殺!!
その後、火炎の谷にて火の神獣「ザン・ビエ」を撃破!!
一周目では苦戦した相手ですが、
アンジェラ操作に切り替えて、氷魔法「メガスプラッシュ」を連発する事で、易々と勝利しました。
ここで一度、聖域に戻って、溜まっていたアイテムの種群(「虹色」と「???」以外の三種)を植木鉢に突っ込み、アイテムを回収します。
行商猫のチキチータとジョセフィーヌから、武器と防具を新調した直後ではありますが、
三人共、それらよりも強力な武器・兜・防具を手に入れ、装備を一新しました。
勢いに乗って、ワンダーの樹海にて木の神獣「ミスポルム」、
宝石の谷ドリアンにて、土の神獣「ランドアンバー」、
氷壁の迷宮にて、水の神獣「フィーグムンド」を一気に討伐!!!
残すは闇の神獣のみとなり、
アンジェラの提案のもと、「古の都ペダン」へと向かう事に。
こうした知将的なポジションを、アンジェラが担当するというのも良いですね。
ちなみに、この時点で三人のレベルは90。
育成ポイントが三桁数字で余っていた為、
三人共、全てのステータスを現時点のMAX”33”まで上げておきました。
それでは、ペダンへとやって来た後、廃墟の宿屋で一泊・・・!
目を覚まし、復活した都を散策します。
「リチャード王子がフェアリーと一緒にいた」と話すモブこそ存在するものの、
デュランがパーティにいない今回では、防具屋にロキと英雄王の姿は見られませんでした。
(また、質の良い武器と防具がある事で知られているペダンですが、今回は現在装備している物の方が優れていました。)
マナの女神の予言が記された石板を見せてもらった後、
マナストーンの学者さんから、闇のマナストーンの在り処を教えてもらいます。
主人公が異なる事で、その所在地に異変が・・・!!
今回、次に向かうのは「ガラスの砂漠」ではなく、
ここペダンの近く「幻惑のジャングル」となりました。
一周目では、ペダンを出てフラミーを呼んだ場面でしたが・・・
今回は、ペダンを出たところで、新たな地名が表示される形に!!
これは滾りますねぇ~~・・・ ・・・!!!
肝心の新たな入り口には、草木が生い茂っていましたが、
木の精霊ドリアードさんが、まばゆい光と共に消し去ってくれました。
一周目では、聖域のトビラを開く時しか見せ場がなかった彼女に、
新たな活躍の場が与えられた事になったわけですね。
まさに、”前回とは異なる次元の世界での物語”・・・という感覚を引き起こす、
良い演出だと思います。(細かいところですけど、結構本気で感動しました。)
ドリアード「これぐらいの事しかできませんでしたが、
よろしいでしょうか?では、失礼いたします。」
なんですか、その控えめかつ上品な感じの去り方は。
・・・めっちゃ可愛いじゃないですか、ちょっと。
何、いきなり本気出して誘惑してきてるんですか。
という訳で、密林「幻惑のジャングル」へと突入!!
結構入り組んだ感じで大変そうかな?と思いきや、
道のりは意外とシンプルで、サクサクと進行していけます。
・・・ところが、次のフロアへと進んだ所で、「大変そう」という予感が的中。
そこに居た人の話を聞くに、ヘタに進むと同じ場所をグルグルと回ってしまい、
手がかりは中央に存在する”ラビの像”しかないという、無限十字路に辿り着きます。
安直に、「ラビの向いている方向に進むのかな?」と推理するも、それでは元来た道を戻るだけ。
なので、尻尾が向いている方向、すなわち直進してみる事にしました。
(そこにまた、違う方向を向いたラビの像があるという予測です。)
しかし、直進して次のフロアへと切り替わる瞬間、
斬撃音と共に画面が赤一色に。謎にホラーです。
あっさりと、無限十字路に捕まってしまいました。
仕掛けがわからず、次はやみくもに、右の道を進みます。
すると正解だったようで、更に二~三度続けて奥へと進む事ができましたが、
結局はその次に間違えて、ラビの石像のフロアへと戻って来ました。
脳筋プレイヤーの私ですが、ここで決意します。
「やはり、この謎を解くしかない・・・」と。
石像の”向き”には、おそらく意味がない。
すると石像の”モチーフ”、つまり”ラビそのもの”がヒントという事なのだろうか。
だとしたら・・・ ・・・
・・・ ・・・
・・・ 謎は、全て解けた。
次に進む通路のうち、一つだけ”グレートラビ”が居る道があるので、
そこを通って行けば良いという、至極簡単な解答です。
それに従って、何度か進むと・・・
十字路地帯を突破!!
いやぁ、簡単な謎解きではありましたが、それでも結構気分が良いものです。
SFC版ではどうだったのか、気になるところですね。
(ちなみに、完全な十字路ばかりという訳ではなく、通路の一つは行き止まりになっている所も多かったので、総当たりでも突破しやすいように配慮はされていたと思います。)
そうして、少し進むと・・・
割と唐突に、闇のマナストーンを発見!!
たちまち、”闇”が充満し・・・
異空間にて、闇の神獣「ゼーブル・ファー」とバトル!!
”青竜殺陣拳”を放って、即効で二体を撃破。
現れた三体目も、ボッコスコに叩き続け・・・
瞬☆殺ッ!!!
一周目同様、まるで苦戦する要素のない、最後の神獣戦でした。
(それほどレベルを上げない進行だと、また違うのだとは思いますが。)
元居た場所へと戻るも、その場のエネルギー(マナ)が飛び散り・・・
真相に気付いたフェアリーから、敵は神獣の力を吸収していた事を知らされるケヴィン。
それでも、「オイラはやる!負けない!」と意気込みます。
・・・ところで、後ろのそれはなんだい??
そうそう、それだよ、それ。
その、”マンホール”みたいなやつだよ。
そこを通って、敵の本拠地へと向かうのかな・・・?
・・・と思ったら、あれっ。
崖の向こうに、向かうべき場所「ミラージュパレス」が普通に見えました。
ジャングルを西から回り込んで進めば辿り着けそう、との事です。
じゃあ、今の”マンホール”は・・・???
・・・って、「鏡」!!
「鏡」だったのか・・・!!!
普通に、本気で「魔法のマンホール」だと思ったよ。
一周目では入手しなかった、”大切なもの”欄に加わるアイテムが一つ増えました。
これも、地味な要素ながらテンションが上がりますね。
その後、更に進んだ所の頭と両腕がない金の女神像でセーブをして、今回はここまで。
向かう先には☆マークが表示されているので、また何かが起こりそうです。
・・・さて、今回も前回と同じく、
一周目では三記事かけた範囲の内容を、一記事でザザッと進行しました。
獣人王との和解を兼ねた、カールの生存が判明するイベント、
そして闇のマナストーンの在り処が一周目から変化した事による、古の都ペダンからの行き先の分岐が目玉になったかと思います。
ペダンを出た所で、「幻惑のジャングル」という新たな地名が表示され、終盤のダンジョンに突入する・・・という流れは、今回のリメイクにて偶然の産物によって発生した演出だとは思いますが、
私にとっては初見のルートである事も含めて、非常にテンションが上がりました。
また、主人公キャラを変更した事で、歴史(闇のマナストーンの場所)自体も変化しているという意味で、運命を変える系のゲーム(?)のような楽しさも味わえましたね。
今回にて、より一層「聖剣伝説3」の主人公選択システムの更なる魅力に触れられた気がします。
~~それでは、次回はラストダンジョン編!
因縁の「死を喰らう男」、そして「堕ちた聖者」との戦いが待ち受けています。
ケヴィンとシャルロットは、その激闘の果てに、一体何を思うのか・・・!?
・・・乞うご期待!!