「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」Part11 神獣復活!!フラミーに乗って聖域へ~フェアリー救出~水の神獣戦・決闘者爆誕まで
~~前回のあらすじ(今回だけ)
マナの聖域へのトビラが開くも、それは世界中のマナストーンの力が解放された為だった。
悪党どもに先を越されてしまったデュラン達は、空を飛ぶ手段を求めて”天かける道”を行く。
その頂上に住むと言われる、「翼あるものの父」の姿とは・・・!?
”天の頂”と呼ばれる場所を歩き、夜明けとともにローラント山岳地帯のてっぺんに到着した三人。
すると、そこへ向かって飛んでくる、一匹の巨大な生物の姿が・・・
言い伝えの通り、姿を現してくれた「翼あるものの父」。
見た感じ子供のようなので、「ねえーぼくー!」と声をかけ、
自分達をマナの聖域へと連れて行ってくれるように頼むフェアリー。
あれっ、なんだかご機嫌ナナメです。子供扱いしたからかな・・・?
その様子を見て、”ぼく”ではなくて”女の子”なのを察して、
彼女に「フラミー」という名前を付けてあげるリース。
そっちか・・・!!
どうやらその名を気に入ったようで、なんとか機嫌を直してくれました。
デュラン「(さすがはリース、動物とのコミュニケーションにも長けてるなんてな。
惚れ直したぜ。)」
早速、フラミーに乗って颯爽とマナの聖域へ。
するとそこには、三勢力が激しく争った痕であろう、兵士達の亡き骸がそこかしこに倒れています。
なんとも凄惨で物悲しい光景ですが、そういえばオリジナル版でもこんな風だったね
自分達がすべきは、最奥にあると思われる”聖剣”を抜き、「マナの女神」を復活させる事。
一刻の猶予もありません。道中の雑魚敵を蹴散らしつつ、先を急ぎます。
(到着と同時に、”レベル38になったので、聖域にある特別な女神像から、専用のアイテムを使ってクラス3になれるよ”という説明も表示されました。
レベル38まで上げたのは、もう大分前に感じていたので、正直「いまさら?」と思ったけども。)
道中、特別な女神像を通過し、帰り道が出現する仕掛けもこなしつつ先へと進むと、
マナの樹の根本に刺さっている、聖剣を遂に発見・・・!!
さぁっ、ここは愛しのリースちゃんの出番だ!
世界の命運は、きみのそのたくましい細腕にかかっているぞ!!
いけっ、リースッ!!
がんばれ、がんばれ、リ~~~ィ~~~スっ!!!
あちゃぁ~~、ダメだったかぁ~~~。
(何をやらせとるか)
デュラン「よしよし、俺が抜くからね。見ててね、リース♪」
デュラン「さてさて、ここはフェアリーに選ばし、この俺が・・・!
・・・ ・・・んっ?? 抜けんぞっ・・・!!」
デュラン「ふんぬっ!!! ・・・くおぉっ!! ・・・ぬおっ!!!
・・・何故だッ、何故このオレ様が抜けぬ・・・ッッ!!!!」
デュラン「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお
りゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
デュラン「抜けん。」
GAME OVER
フェアリー「あきらめんなよ!
落ち着いて、剣と対話するんだよ!!」
デュラン「OK、それでいこう。」
そうして、デュランが精神統一を始めてしばらくすると・・・
聖剣が光り輝き・・・
樹の根元から自然と抜かれ、空中に浮かんだ!!!
その神々しい姿をした剣を手中に収め、高々と掲げるデュラン。
デュラン「これがマナの剣・・・やったぜ!」
HAPPY END
・・・ ・・・と思われた、その時・・・
フェアリーの背後に、何かが迫る・・・!!
しばしの余韻に浸った後、すぐに異変に気が付き、フェアリーを探す三人。
デュラン「え~~ん、フェアリーがいないよぉ~~~~~!!
この剣、どうすりゃいいんだよぉ~~~~~~!!!」
その瞬間、幻想的な姿をした女性が登場!
あの人が、「マナの女神」・・・!!?
”マナの女神の幻影”と名乗るその人は、
フェアリーが邪悪な者の手によってさらわれた事を告げ、彼女を助け出す事を懇願します。
また、マナが失われた結果、間もなく枯れ果てるマナの樹と共に消えゆく定めだと言い残し、
太鼓の形をした秘宝を授けてくれました。
そして、三人の無事を祈りつつ、”幻影”はそのまま消滅・・・
マナの女神は復活を遂げられず、依然として世界の平和は危ぶまれたままです。
(幻影なのにアイテムを手渡しできるなんて、さすがはマナの女神様。超常的だぜ。)
もと来た道を戻る途中、獣人族達のテーマBGMと共に、死を喰らう男が現れます。
戦いを挑んでくるのかと思いきや、なんだか様子が変です。
彼の話に耳を傾けると、フェアリーをさらった連中は、自分達(死を喰らう男と獣人族)の主である「仮面の道士」の命をも奪い、ミラージュパレスは滅ぼされ、
連中の伝言役として、こうして使わされたとの事。
その”悪いヤツら”は聖域の出口で待っているのだと言い残し、命欲しさにどこかへと逃亡。
怪しげな存在感を醸し出していた、得体の知れなかった彼も、ここで退場のようですね。
デュラン「(ミラージュパレスってなんだろう・・・)」
更に進むと、今度は美獣の姿が。
死を喰らう男と同じく、なんだか牙を抜かれた様子で、事のあらましをポツポツと話し始める彼女。
それによると、マナの剣で復活させようとしていた「黒の貴公子」の遺体が、先手を取った連中の手によって消去され、魂も永遠の闇へと封じ込められて、どうする事もできなくなったらしい。
また、彼を復活させた際に、新たな身体にしようと拘束していた、
リースの弟”エリオット”は、魔法でローラント城に返した事も告げます。
悪あがきを続けようとしていたところを、その手で殺害した邪眼の伯爵(の遺体)と共に、
「黒の貴公子様の後を追う」と言って、意気消沈したまま姿を消す美獣。
なんだか、色々な伏線があっという間に処理されてしまったぞ と急展開ですね。
友であったイーグルの仇、そしてジェシカを心身共に痛めつけた美獣が自ら命を絶った事で、
その怒りの矛先を失ったホークアイですが、
”例え相手が美獣でなくなっても、デュランと行動を共にする事がイーグルの望みだろう”と語り、
今後の同行の意志を固めてくれます。
同じくリースも、おそらく偽りではなかったであろう美獣の言葉通り、
探し求めてやまなかった大切な弟が戻り、父の仇も自害してしまったわけですが、
「本当に平和な世の中が来たと言える日まで、みなさんといっしょに行きます」と、
その意志を示してくれました。
きみが付いて来なくなっちゃったら、ここで冒険やめちゃうからね。当然だよね。
と、ここで「急ぎましょう」というリースの言葉に反して、恒例のレベル上げを開始。
聖域中のラビ・ラビリオン・キングラビ達をひたすら虐殺 狩り続け、
一時間ほどかけて三人のレベルを50まで上げました。
ここに来て経験値が激増しているものですから、まぁ~~ポンポンとレベルが上がりました。
これで、今後の展開がいくらかラクになりますね。
聖域の出口には、どうせあの「紅蓮の魔導師」が待ってるんでしょうけど、
ちょっとくらい待たせてやりましょう。
そして、マイペースに 急いで聖域の出口へとやって来ると、
やはりそこにはデュランの因縁の相手である、紅蓮の魔導師が待ち構えていました。
(その横には、風の回廊や零下の雪原で出会った、あの鎧の男の姿もあります。)
「フェアリーを返して欲しければ、アルテナ城まで来い」と言い残し、いつもの如く魔法で逃走。
悔しさと怒りを露わにするデュランに、連中はマナの剣が抜けなかったが為に、
「あなたが抜くのを待って、フェアリーをさらったに違いありません!」と話すリース。
続けざまにホークアイから「どうする?きっとワナだぜ」と、らしい事も言われますが、
フェアリーを助け、今度こそ紅蓮の魔導師を倒す為にも、
行かない選択肢はありません。
なんだか短い時間に色々とありましたが、着陸した地点へと戻って来ました。
(そういえば、行きに大量に転がっていた亡き骸が、ひとつ残らず消えていましたね。土へと還ったのでしょうか。)
何はともあれ、マナの女神様(の幻影)から貰った「風の太鼓」をトコトコと鳴らします。
すると・・・
音色を聞きつけた、フラミーがお迎え!!
いざ、フェアリーを助けに、すぐ目前の魔法王国アルテナへ!!
アルテナに降り立つと、すぐさまリースが「フェアリーに何かあったら、絶対に許しません!」と、
デュランの敵でありながら、共通の敵となった紅蓮の魔導師に向けての闘志を表します。
「お城がモンスターに占領された」という住民の声を聞き、装備も整えた後、アルテナ城内へ。
玉座のある部屋へ向かおうとするも、結界が張られて進めず、薄暗い地下をひた走ります。
その奥にあった、色んなところで見かける不気味な像を調べる事で、結界を解除できました。
玉座へとやって来ると、フェアリーに加えてアルテナの女王まで人質にしていた紅蓮の魔導師。
彼女らの命には代えられず、苦い表情を見せつつも、渋々聖剣を渡すデュラン。
聖剣が紅蓮の魔導師の手に渡ると、なにやら剣自体が抵抗するかのように、大きな光を放ちます。
しめた!ヤツがひるんでいるうちに一太刀入れて、
フェアリーと女王を奪回だ!!
・・・と思ったのも束の間、横にいた暗黒色の鎧の男が、魔法によって強引に適応させ、
マナの剣を”暗黒剣”へと変化させてしまった!
「これでマナの剣は竜帝様のもの」と言って、不敵な笑みを浮かべる紅蓮の魔導師。
そんなバカな・・・!!
「マナの剣を使い、各地のマナストーンから神獣を解放するのだ」という、鎧の男(黒耀の騎士)の言葉に続き、アルテナ女王をどこかに消し飛ばす紅蓮の魔導師。
その後、「おまえらを助けてやるなどという約束はした覚えはない」
「マナの剣の礼に、世界が滅んでいくのを見物させてやろう」等と非道な言葉を残し、
自身も魔法で立ち去ります。
紅蓮の魔導師、どこまでも卑劣な男・・・!!!
しかし幸いにも、フェアリーは無事に戻って来ました。
意識を取り戻し、すぐさま異変に気付いた彼女は、
現在のマナストーンの様子を見せてくれると言います。
すると、各地のマナストーンが次々とひび割れ・・・
その形を失い、封印が解かれてゆく光景が・・・!!
努力の甲斐も虚しく、とうとう神獣の復活を許してしまった。
それでも、フェアリーが言うには、
最終形態になる前に一体ずつ倒せば、最悪の事態は防げるかもしれないらしい。
こうして、世界の危機を救う為、
今一度世界中のマナストーン跡地を巡り、全ての神獣を倒す事となった三人。
という訳で、まずは最初の目的地として、
アルテナを出て、最寄である水のマナストーンの在り処だった「氷壁の迷宮」へと直行。
以前道を塞いでいた巨大な氷柱は、ゲーム的な都合で跡形もなく消え去っていました。
滑る足場を、ジャンプで飛び移りながら探索する必要がある、氷壁の迷宮奥地のダンジョン。
ここから見えている「サボテン君」を回収するのに難儀したのは、私だけではあるまい。
(他には、植える事でクラスチェンジアイテムを得られる「???の種」も一つ入手できました。
各ダンジョンに一つずつ、宝箱に入っているのかな?)
最奥まで進むと・・・
水の神獣、フィーグムンド出現!!!
開幕と同時に、弱点である「フレイムセイバー」を全員に付与し、
”ドレイクの鱗”・”パワーアップ”で攻撃力を増加させ、ひたすら攻撃!!
マナの聖域で大量にレベルを上げてきた事もあって、相手の体力ゲージをガンガン減らせます。
途中、大きなつららを四つずつ落としてきて、
「放っておくと危なそうだ」と自動会話で口にしたので、すぐに攻撃して壊します。
そうすると、フィーグムンドがひっくり返って気絶するので、ここぞとばかりに集中攻撃。
それを三度ほど繰り返し・・・
水の神獣、撃破ッ!!!
神獣を倒す旅の始まりにして、最初の一匹目を打倒。快調なスタートを切ったぞ!!
外に出ると、あの小さき英雄ニキータと同じ種族の猫と思われる、
「チキチータ」と「ジョセフィーヌ」が来ており、強力な武器と防具を買えました。
彼らいわく、本来「ネコ族」は行商する一族だが、ニキータは性に合わずに飛び出したんだとか。
しかも、ジョセフィーヌの方は、ニキータと元恋人同士だったと言う。
・・・自由なシーフに憧れるあまり、愛する恋人を巻き込まぬように別れを告げ、
その身一つでナバールに出向いてホークアイと行動を共にしてくれていたとは・・・
なんて壮大な生き様の猫 男なんだ、ニキータ・・・!
(こうして名前だけでも出続けて、更に株を上げていく英雄ニキータ、恐るべし。やはり主人公に追加すべきですね。)
再びフラミーを呼び出し、上空に浮かぶと、神獣の場所を示す☆マークが点在しているのと同時に、
降りられる場所自体にも光の筋が出ていて、
オリジナル版よりも着陸可能な場所が判別しやすくなっています。
こうした親切な設計・改変が、スムーズな進行や周回プレイを助長してくれそうですね。
と、ここで一度マナの聖域に戻り、
先ほど氷壁の迷宮で手に入れた「???の種」を植えてみたところ、思わぬ出来事が。
なんと、デュランが闇・闇クラス「デュエリスト」になる為の”闘士の証”が、
初っ端の一発目から出ました。
やっぱり、彼は持ってるね・・・!
主人公としての風格というか、なんたるかをね・・・!!
ご覧の通り、軽く30以上溜めてあった育成ポイントをここで一気に振り分け、
現時点にして既に”力ポイントがMAX”になりました。
運ポイントにも振り分けて取得した、クリティカル発生時に与ダメージを30%アップするアビリティ「一閃」のお蔭で、グラディエーター時の二倍前後(むしろ三倍近く?)の攻撃力を誇ります。
(マナの聖域のラビ達を狩ってみての体感)
大学の頃、SFC版を初めてクリアした際は、利便性から闇・光クラスの「ソードマスター」にしていたので、今回は「デュエリスト」にしてみたいなって思ってたんですよ。
それが、こんなにも早く叶うとは、なんとも嬉しいサプライズ!
(クラス3になれるタイミング自体も、オリジナル版では”最後の神獣戦”直前くらいだったのが、
今作では”神獣戦開始”時点から、その都度行えるように再調整されたみたいです。
私はレベルを多めに上げながら進行しましたが、おそらくはそんな感じかと。)
これで、神獣討伐の旅にも、より一層の追い風が吹いてきましたね!
~~さて、それでは前回の分も含めて、ちょっとした感想を。
物語序盤にて存在感を放っていた、獣人ルガーとのバトル前後のやり取りでは、主人公の一人であるケヴィンがここぞとばかりに出演して、彼との因縁めいた友情劇に胸が熱くなりました。
明らかに、いつもの精霊加入イベントとは一線を画す、シリアスなシーンでしたね。
(死を喰らう男は、主に声優さんの演技の影響で、なんだかコミカルな印象になっていて、
「賛否が分かれそうかな?」と感じましたが、得体の知れなさとマッチしていて私は好きです。)
次に、ランプ花の森でのシャルロット!一人で行ったら危ないぞって思った矢先に、あれはね・・・笑うよね。そうかと思いきや、直後に両親のアレコレが明かされるシーンは、再びシリアス。
人の生き死にが真面目に関わる場面が続く、作中でも屈指の”感動シーン密集地帯”だったのではないでしょうか。(?)
そして、聖域のトビラを開いた段階からは、ワラワラと敵勢力たちに先を越され、
波乱を予感させつつも、主役に選んだキャラに関わる勢力以外はあっさりと退場してしまった今回。
多少肩透かしな部分もありましたが、大きな分岐が始まる地点として、
「主役が別ならどうなる?」と思わせて、周回プレイを促す役割を持つシーンでもあるのでしょう。
また、どうやら父親が倒したハズの”竜帝”が後ろに控えているらしい、紅蓮の魔導師を倒すべく当初から旅を続けるデュランに、自分達の問題は解決するも、世界に平和をもたらす為に最後まで行動を共にする仲間のリースとホークアイ、という構図もハッキリとして、
ここに至って”デュランを主軸とした物語なのだ”という認識を強めさせた面もあったと思います。
いち早く、クラス3「デュエリスト」となった、主役であり主戦力の男デュランの、
今後の神獣戦における活躍にも、一層の期待が高まりますね。
・・・それでは、また次回!!