「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」Part7 早くもクラスチェンジ!!コロボックルの村~風の回廊・ローラント奪還~ニキータ救助まで
商業都市バイゼルへと戻り、”コロボックル”の村に入る為、
「ちびっこハンマー」を探す事になった一行!
それでは、続きをやっていきます!
町中での自動会話にて、フェアリーから「ブラックマーケットに行ってみよう」と言われたので、
宿屋で夜まで休んだのち、早速向かってみました。
中に入ると、「フリーマーケットを一度体験してみたかったが、意外とつまらなかった」と語る、
謎のおばあさんが新たに現れており、死んだじいさんのガラクタだと言って、
”ちびっこハンマー”をタダでくれました。
えぇ・・・っ??良いのか、それで。
もう会う事はないんだろうけど、只者じゃないな、このおばあさんは。
そして、コロボックルの村があるとされる「ラビの森」へと向かう為、再度船に乗って、
最寄りの町であり、一番最初に訪れた町でもある港町(城塞都市)ジャドへ。
途中でまた雲行きが怪しくなったので、
幽霊船になってしまわないかとハラハラしましたが、ちゃんと着きました。
ラビの森を少し歩き、不気味な石像の前へとやって来ると、
そこから茂みに向かって逃げていく、小人の姿を発見。アレがコロボックルに違いない!
石像に手をかざすと、その目がまばゆく光り、
後ろの茂みに秘密の入り口も出現しました。
先ほど入手した「ちびっこハンマー」の効力を試すため、リースに一振りしてみるデュラン。
すると、リースがちっちゃくなった!これは本物だ!!
(しかし、未知なるアイテムの効力を、よりにもよって
最愛の紅一点であるリースに向かって試すのか、デュランよ。)
デュランとホークアイも続けて小さくなり、コロボックルの村を訪れる三人。
すると、なにやら長老のような見た目と風格を持つおじいさんが散歩しており、
人間のニオイがすると言って怪しまれました。
「人間のバカにくっついて来たからな」と言ってごまかすも、
「人間のバカにか。そいつはケッサクだ!」と笑うおじいさん。
なんだか食えない相手です。
賢者”ドン・ペリ”の居場所を尋ねてみるも、自分で探してみるように言われた三人。
村人に聞いて回ってみると、「いたずら好き」「散歩してる」「広場にいた」等の情報が。
読めたぞ。これはさっきのおじいさんだ。そうに違いない。
というか、そうだった記憶が蘇りました。そもそも見た目からしてそれっぽかった
という事で、先ほどのおじいさんに再度話しかけると、やっぱりこの人がドン・ペリさんでした。
「さっきは歩き回っていたから、瞬間瞬間に居場所が変わって答えられなかったのだよ」と、
まるで”とんち”のような事を言うドン・ペリさん。
苛立つデュランをたしなめ、自分達がコロボックルに扮装している事を配慮した上で、
ローラントに蔓延る敵達を一掃する手段を問うリース。
「ネズミが大発生」・・・。言う事が可愛くて良いですなぁ。
(ところで、肩当て空中に浮いてない?)
すると、まず風の回廊にて「精霊ジン」を探し、
彼の力で眠りの花畑から花粉を飛ばして眠らせて、一網打尽にするという作戦を提案されます。
人面岩(風神像)によって道が塞がれている事を告げるも、風の流れ(運命の事かな?)は刻一刻と変わるもので、ジンの力を悪用しようとする先客が既にいるかもしれない事、
更には、敵がナバール兵である事もあらかじめ知っていた事を伝えられました。
(加えて、フェアリーの宿主に選ばれた”人間”だった事も、最初からバレてました。)
さすが、奇跡の戦術師と呼ばれるだけの事はありましたね。
只者じゃないおばあさんの次に、只者じゃないおじいさんと続いたのは、単なる偶然か?
ドン・ペリさんとの会話後には、村の中にいるリースとホークアイのセリフも変化していました。
リース「なんだかおとぎ話の登場人物になったみたいで、わくわくしてきませんか?」
デュラン「この場所、気に入ったかい?じゃあ、全てが終わったら、
二人で一緒に住もう。結婚しよう、リース!!!」
という訳で、再度ジャドからパロへと戻り、風のマナストーン探しに向かう一行。
前回の大砲での空旅(?)とは打って変わって、今回は順当に船での移動が重なりますね。
風の回廊へと戻って来ると、ドン・ペリさんが予告した通り、誰かが通った形跡が。
なにやら不穏な予感に、三人は先へと急ぎます。
途中途中にある石柱に触れながら、風神像の向きを変えつつ進む、風の回廊ダンジョン。
謎解きの一種とは言え、それほど厄介なものでもなく、サクサクと進行できました。
雑魚敵としては、天かける道のものに加えて「ゾンビ」が登場してきますが、
こちらも特に、苦戦を強いられるような要素はありません。
奥へと進むと・・・
初めて目にする、「マナストーン」を発見!!
ここでホークアイが、
「怪しい足跡があるから、そちらに行ってみよう」と珍しく盗賊らしい事を言いますが・・・
まずやるべきは、やはり「クラスチェンジ」!!!
マナストーンを調べると、成長経路と思しき紋様が表示され・・・
クラス選択についての「詳細画面」が登場!!
SFC版における”セーブデータ選択画面”のBGMなのも、ニクイ演出ですね~。
(ちなみに、クラスチェンジだけでなく「クラスリセット」という項目も選べましたが、現時点では無理なようです。クラス1だから当然ですが。)
それぞれの「専用アビリティ」「必殺技」の説明文が表示されるのに加えて、
「ステータス」の上昇値まで参照できる為、じっくりと吟味する事ができます。
う~ん、親切っ!!
しかし、デュランが進むクラスは、既にゲーム開始時から決めていたのだ・・・!!
闇クラス・「グラディエーター」!!!
この紫の衣装が、オリジナル版では最も長い時間見続ける事になる格好なので、
愛着が半端ではありません。
私の中で、デュランと言えば、この姿!
実にキマッてます。
クラスチェンジ後には、更にご丁寧にも、新たにできる事の一覧が表示されました。
クラス2必殺技の習得に加えて、SPゲージが一本増加。
育成ポイントで解放できる特技とアビリティが増え、アビリティ枠が2つ(計4つ!)開放。
更に、A→A→A→Yで新たなコンボが繰り出せるとの事。
おぉ~~~っ、凄い!!!
これは俄然、今後の戦闘と育成(&カスタマイズ)が楽しみになりますね!!
続くリースは、光クラス・「ワルキューレ」!!!
そしてホークアイは、闇クラス・「ニンジャ」!!!
デュランとリースは、最初から進みたいクラス3が決まっていましたが、
ホークアイに関しては、光クラス・「レンジャー」のアイテム消費を確率で無しにする
専用アビリティ”アイテムマスター”にも魅力を感じたので、正直どちらにするか迷いました。
でもまぁ、最終的にはリースが全体強化役になる事を考えたら、
やっぱり物理攻撃の威力が高い方が良いよねって感じで、闇クラスに決めました。
男二人が強さを求めて闇、ヒロインが光って事で、絵面的にも良いよね。
そうして念願のクラスチェンジを遂げ、(一人につき4つ付けられるようになったアビリティも再構築した後、)ホークアイが指し示していた足跡を追って外へと出ると、
なにやら暗黒色の鎧を着た騎士が、風の精霊「ジン」に不気味な魔法をかけています。
一体なにを・・・!!?
すると、ジンがどこかへと姿を消し・・・
三度目のボス、ツェンカー出現!!!
初のクラスチェンジ直後のタイミングになった事で、ここで初めて聞ける
神戦闘曲「Hightension Wire」がより映えますね。
クラス2へとパワーアップした、俺達の力を見せてやるぜ・・・!!
しかし、戦闘開始直後にツェンカーの”つかまえて上空から放り投げる”攻撃を喰らい、
無様にも昏睡状態におちいる、我らが主人公デュラン。
立てーーっ!!
立つんだデュラぁーーーンッ!!!
デュラン「眠りの花畑のがクセになっちまってよ・・・」
体感にして約20秒ほど眠りこけた後、ホークアイの使ってくれた”プイプイ草”によって、
ようやく目を覚ましたデュラン。
SPゲージを溜め、放つはグラディエーター必殺技の「旋風剣」!!
その場で幾重にも剣を振りかざし、巨大な竜巻を発生させて敵を切り刻む、目を見張る大技!!
寝ていた分の活躍を取り戻すかのように、一気にツェンカーのHPの三分の一を削る!!
(そう見えただけで、リースとホークアイの攻撃も重なったからかもしれませんが)
怪鳥ツェンカー、撃破!!!
(オリジナル版の「旋風剣」は、画面全体を回転しながら移動しつつ斬る技で、どこぞの勇者リ〇クの回転斬りの動くバージョンみたいになるのを予想していたのですが、
これはこれでカッコ良かったので全然オッケーです。)
どこからともなくジンが元気な姿で現れ、事情を聞くと、
先ほどの男はマナストーンを調べた後に突然襲い掛かってきて、それ以外の事はわからないとの事。
ともかく事情を話すと、「命の恩人だから」と言って、すんなり加入してくれました。
う~ん、やっぱりひょうきんだ。今のところ、三匹皆ひょうきん。
風の回廊を攻略し、ほんのひととき、小休止。
新たな力を手にした後は、なんだか景色の見え方も違って感じられますね。
と、ここで先ほどのツェンカー打倒後のレベルアップを含めて、
多少溜めていた育成ポイントを振り分けて、リースが「プロテクトアップ」、
ホークアイが「手裏剣」「水遁の術」「火遁の術」の特技(魔法)を、それぞれ習得。
(リースは「マインドアップ」「パワーアップ」も解放されましたが、該当する精霊が未加入な為に、まだ使用できません。)
オリジナル版では、アンジェラとシャルロットを除いて物理オンリーな期間がまだまだ長かった為、その他のメンバーでこの時点からMPを消費した行動をとれるようになるというのは、
非常に新鮮かつ、本当に優れたリメイク具合だと思います。ワクワクしかありません。
ちなみに、主役のデュランだけは、まだ当面は物理オンリーで頑張ってもらいます。
そして次に向かうのは、”眠りの花畑”!!
そこでは、ライザとじい達が一行のその後を案じつつ、待っていてくれました。
さぁ、先ほど仲間にした、「風の精霊ジン」に活躍してもらいましょう・・・!!
ジン「秘技☆花粉乱舞!!!」
ナバール忍者軍「うっ、身体の力が抜ける・・・!でも心地良い・・・!!」
アマゾネス達「突撃ぃーーーーーーッ!!!」
(その後、タルに用意して頂けたまんまるドロップと天使の聖杯を、道具袋につっこんでから追いかけました。)
眠りの花粉が届いていない範囲からは、敵が普通に出現する、ローラント城内。
リースが新たに習得した、クラス2必殺技「真空波動槍」での遠隔攻撃、
ホークアイが覚えた「水遁の術」「火遁の術」などで、見た目にも派手になった道中の戦い。
しかし、それよりなにより、
デュランの「旋風剣」がやはり強い!出せば相手は死ぬ!!
そして最奥近くにて待ち構えるは・・・
暖炉のモンスター、ジェノア!!
数種類の火の魔法や、槍のトラップ等による熾烈な攻撃に加えて、
粘土細工のようなモンスター生成までしてくるジェノア。
しかし、こちらがやる事は、ひたすら至近距離での連撃。
リースとホークアイは途中で後ろに吹っ飛ばされていましたが、
唯一デュランだけは、初期から付けているアビリティ”ラッキーレジスト”によって被ダメージ時の仰け反りを抑えているからか、ほぼ最初から最後まで密着して切り刻み続ける事ができました。
これこそが、彼の生き様!我らがデュラン!!!
それほど苦戦する事もなく、あっさりと撃破ッ!!
これなら、ツェンカーの方がよっぽど強かったぞ!!
しかし、ここでの激闘はまだ終わらない!
ジェノアが消え去り、通路を通って先へと進むと・・・
リースの弟「エリオット」を誘拐した、旅の手品師
ナバール忍者軍の精鋭、ビル&ベンがお出迎え!!
ホークアイの必死の呼びかけにも応じず、二人は「忍法『合』!!」と唱えて駆け回り・・・
「合☆体!!!」
アラビア風の独特な戦闘曲と共に、第二戦開始!!!
この戦いはSFC版同様に、こちらも向こうもひたすら泥くさく殴り合うのみ。
今までのボスキャラ達とは比べ物にならないHPを誇り、回復アイテムを消費しつつの持久戦に。
途中で二人に分離するも、とにかくメッタメッタに斬り続け、どうにか撃破。
この後、地面を潜って退散してしまいます。
彼らとは、この後も何度か交戦する機会があるのは、
SFC版経験者ならば、誰もが記憶に残っているところ。
辿り着いた最奥の玉座には、憎きイザベラが。
その正体と、ナバールとローラントを占領した目的を問うも、「私は”美獣”、黒の貴公子様にお仕えしている」と断片的な事しか答えず、刃を突き立てるホークアイ。
しかし即座に、ジェシカと命が連動している事を口にされ、その手を止めます。
悔しさと無念さにうずくまるホークアイを尻目に、魔法で立ち去る”美獣”。
ホークアイ「ゼッタイニ ユルサナイ・・・」
父の命を奪ってローラントを占領し、弟を誘拐する事を指示した者として、
美獣を倒すべき標的として見据えたリースに、ホークアイは自身の抱えている事情を打ち明けます。
それに対し、「そのジェシカさんって、ホークアイの・・・」と、
なんだか含みのある言い方をするリース。
・・・ ・・・ んんっ・・・??
あっ!!あぁーーーっ!!!
なにさっ、その寂しそうな顔ッ!!!
デュラン「俺という者がありながら・・・っっ!!
クヤシイぃーーーーーーッッッ!!!!」
その後、エリオットについては捜索隊を結成して探しに行かせるからと、お城に残って欲しい旨を”じい”から言われるも、
アマゾネス兵達からの熱い支援によって、再び旅に出る事を後押しされたリース。
こうして、目的である風のマナストーンの発見に加え、ローラント奪還も果たした一行は、
英雄王との約束通り、また一度フォルセナに戻る事にします。
ローラント山岳地帯での戦いを終え、パロへと戻って来ると、
あの「ニキータ」が正気を取り戻しつつも、今回のナバール軍による被害の件で、村人達から一様に責められていました。
すぐさま駆け付け、非礼を詫びて許しを請うホークアイ。
どうにか許してもらい、ホークアイとの無事の再会を喜ぶニキータは、
ホークアイがいなくなってからのイザベラの暴挙について語ってくれました。
それによると、国民たちを大っぴらに呪術で操りつつ、逆らう者は皆殺しにし、
唯一操れなかったジェシカは、壁を何重にも強化した地下牢に閉じ込めてしまったとの事。
わるいやっちゃなぁ~~~、この美獣イザベラって女は。
「ジェシカさんを守れなかった」と、悲痛な心の叫びを漏らすも、
命を取られたわけではないのだから気にするなと、優しく声をかけるホークアイ。
うんうん、その通り。
きみの活躍ぶりは、ホークアイの冒頭編だけで大いにお釣りがくるぐらいだ。
また、ナバールに戻るのは危険すぎるからと言うホークアイの提案によって、
事情を話してローラント城内にかくまってもらう事になり、すぐに山頂へと向かって行きました。
もうこれで、エンディングまでその姿を見る事はないんだろうけど、
達者で暮らしてくれ、ニキータ。きみは本当に、よくやった。
見た目に反したその雄姿と、正義の心、私はずっと忘れないよ。
最後の別れ際に、ニキータからの絆の証(と勝手に解釈しました)として、
モンスターを倒した際のアイテム取得率を10%もアップさせる、
”ドロップアップⅡ”というリンクアビリティを取得。
ホークアイが仲間にいる時限定のアビリティである事は明白ですが、
それにしても、なかなかに壊れ気味なアビリティである匂いがしますねぇ~。
・・・と、いったところで今回はここまで。
前回はボス戦が存在せず、拠点を渡り歩くだけの冒険内容だった反動か、
今回ではツェンカー・ジェノア・ビル&ベンと、ボス戦が三度も待ち受けていましたね。
SFC時代からの本作の代名詞である”クラスチェンジ”も、
元々のそれよりもタイミングが大幅に早まっていて、風の回廊への到達と共に行う事ができました。
デュランの攻撃力上昇が特にめざましく、現時点で可能な分まで力ポイントを振り切っているのに加えて、溜め攻撃の威力を30%上昇させる”チャージアップ”のアビリティも習得している事から、
一撃の破壊力は更にえげつない事になっています。
(おかげで、ジェノア戦ではびっくりするくらいラクに勝利できました。)
~~さて、旅立ちの動機であったクラスチェンジの、第一段階目を成し遂げたデュラン。
次なる舞台は、私の記憶と予感からして、おそらく幽霊船な気がします。
それが合っているかは、また次回にて!