かめのあきのゲームブログ

好きなタイトルを中心に、レビューや思い出を画像多めで書き綴ります。

「聖剣伝説3 TRIALS of MANA(体験版)」Part1 デュランの旅立ち&最序盤レビュー

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4月24日に発売予定の聖剣伝説3 TRIALS of MANA」の体験版が配信されましたので、

早速プレイしてみました。

 

その感想と、最序盤時点でのレビュー記事となります。

 

元々のSFC版は、キャラクターと音楽の人気が非常に高い2DアクションRPGで、

小学校低学年の頃に夢中になりながらもクリアまでは行かず、大学生になってからふと思い出し、

中古400円で買い戻してクリアしたという、非常に思い出深い作品です。

 

 

25年の時を経てリメイクされるという事で、私を含めてファンからの期待が高まっている本作。

発売一ヶ月以上前から体験版を配信するあたり、スクウェアエニックスの気合が伺えますね。

 

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プレイ開始直後のロゴ画面。

ここの音楽で既に、なんとも言えない感慨深い感情が湧き上がったのは、私だけではないでしょう。

 

 

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六人の主人公から、物語の主役と仲間二人を選べるシステム。

私は小学校の頃から好きだった、このメンバーで即決しました。

 

現代風に萌えキャラ化した「アンジェラ」も、捨てがたかったんだけどね。

 

 

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主役に選んだのは、フォルセナ国の若き剣士「デュラン」

物語開始と同時に始まる、剣術大会若手部門の決勝。雰囲気出てます。

 

オリジナル版だと、まずフィールド画面で主役キャラクターの故郷をズームする演出があったと思うのですが、それはカットされていました。

 

 

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3Dにパワーアップされた戦闘は、Aで弱攻撃、Xで強攻撃、Bでジャンプ、Yで回避という操作。

強攻撃は溜め打ちも可能で、キャラ自体の移動もなかなか軽快です。

 

自分はX強攻撃がなんとなく合わなかったので、Yの操作と入れ替えました。

 

 

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強攻撃や溜め打ちを当てるとゲージが溜まり、Lを押しながらYで必殺技発動。

 

オリジナルとは違い、この時点で二回分までストック出来るようになっていました。

 

 

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剣術大会でサクッと優勝したデュランは、その後のお城の警備中に寝オチ。

”黄金の騎士”と呼ばれていた父親「ロキ」は、最強のドラゴン「竜帝」の討伐に向かい帰らぬ人となった事、また母親の「シモーヌ」は病死した過去が語られます。

 

短い描写ながらに、なかなかに重い過去である。こんな話でしたっけ、そういえば。

 

 

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不穏な空気に目を覚ますと、紅のマントを羽織った謎の魔導士が現れており、

自分以外の傭兵達は全滅状態。非常にスピーディな導入。

 

 

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紅の魔導士に戦いを挑むも、返り討ちに遭うデュラン。

オリジナルでは炎魔法に続けて氷魔法も食らいましたが、本作はムービーにて直に炎で焼かれる演出となっていました。

 

デュラン「ぬわーーっっ!!」

 

 

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悔しさに打ちひしがれ、眠れぬデュランは夜の街を散策する事に。

 

次の目的が提示される他、行くべき場所や話す必要のある人物には☆マーク表示されるので、

ストーリー進行において迷う事は無さそうな作り。

 

 

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街中でも剣を振れるようになっていて、壺を壊したり光るシンボルを拾う事でお金やアイテムが取得できるようになり、探索要素が大幅に追加されました。

 

ダッシュやジャンプで街をうろつき回っているだけでも、結構時間が潰せます。

 

 

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その後、占いババのもとに訪れたデュランは、

自らの力を開拓できる「クラスチェンジ」なるものがこの世にある事を教えられます。

 

このシーン、元々は机に乗っかって占いババを脅していたと思うのですが、机ごしに啖呵を切るだけになっていました。3Dでそれをやるのは気が引けたのかな?

 

 

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自宅に戻り、いつか紅の魔導士を倒す事を誓って旅立ちを決意したデュランは、

それを察した育ての親のステラおばさんから、かつて父親が使っていた形見のブロンズソードを手渡されます。

 

ムービーシーンになった事で、こうした何気ないイベントにも存在感が。

 

そして国王陛下にも挨拶を終え、夜明けと共に故郷を旅立つのでした。

 

 

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外に出ると、再び戦闘のチュートリアルが。

弱→強攻撃や、弱→弱→強攻撃で吹き飛ばしや広範囲攻撃も繰り出す事が可能との事。

 

序盤だけあって弱攻撃連打でも余裕で進めますが、

ゲームが進行したり、ハードモードだとこれらのテクニックも必要になってくるかもしれません。

(ちなみに難易度は、四段階ある中の三段階目「ノーマル」で進めています。)

 

 

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オリジナルでは単調だった「大地の裂け目」への道のりも、大幅に手が加えられ、

街中同様に探索要素が増しています。

 

また、上昇するパラメータを逐一選んでいたレベルアップシステムが変更され、

レベルアップで溜まるポイントを使って好きなタイミングで育成できる仕様になった事で、

ゲームテンポと奥深さの改善がなされていました。

 

 

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そうして舞台は、他の主人公達も一斉に集っている「港町ジャド」へ。

 

壮大な物語の幕開けを期待させつつ流れるオープニング曲は、25年の時を経ても変わらず、

再び私の胸に冒険へのワクワク感を滾らせてくれました。

 

 

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事前に公開されていた動画だと、攻撃アクションがやや鈍く感じたり、

攻撃時のSEが軽くて「大丈夫かな?」と思ったりもしましたが、

この体験版をプレイした限りでは全く気にならず、序盤の「ラビ」や「マイコニド」をぶった斬っているだけでも、非常に楽しめました。

 

 (音量バランスは設定でもいじれるので、自分は↑の設定で丁度良い感じです。)

 

 

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楽しさと取っつきやすさを重視した、複雑になりすぎないアクション要素の数々は勿論のこと、

グラフィックやキャラクターボイス、各演出等も申し分ないですし、何より

原作の雰囲気をまったく損なわないまま、

豪華にリメイクされた音楽の数々

が非常に素晴らしく、私は元々買う予定の本作でしたが、発売までが非常に待ち遠しくなりました。

 

 

今の所買う予定ではない方や、オリジナルの「聖剣伝説3」をプレイした事がない方でも、

3Dゲームに抵抗がなければ体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

六人の主人公全員の冒頭部分を遊べるわけですし、体験版にも関わらず、

音楽も「リメイク」と「オリジナル」の両方を選べるので、非常に太っ腹だと思いますよ。

 

 

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最後におまけで、ぬか喜びさせたリース。かわいい。

 

仲間になるのは、もうちょっと先だけどね。