幻惑のジャングルにて、死を喰らう男。
そして、ミラージュパレスにて、堕ちた聖者(ヒース)との戦いを終えたケヴィン達。
黒幕「仮面の道士」とは、悲哀の運命を辿ったヒースの父親、
「闇の司祭ベルガー」である事が判明し、彼との最終決戦に向かう!
それでは、二周目ラストバトル編、開始です!!
荒廃した聖域を進み、マナの樹の傍に立つ仮面の道士の姿を発見!!
「フフフ・・・残念だったな。
マナの樹は枯れ、マナの女神は、たった今死んだよ・・・」
(一周目のラスボス「竜帝」と、まったく同じセリフでお出迎えです!)
マナの樹を失った事で疲弊したフェアリーを見て、
「アンデッドにして生き返らせ、ワシを守るという役目を与えてやろう」と口にする仮面の道士。
それに対し、憤慨して飛びかかっていくフェアリーですが・・・
一周目同様、マナの樹の根元に叩き落とされ、その生涯を終えます。
そして、無慈悲にも聖都ウェンデルから追放された事により、
長年に渡って心の内に蓄積された、人間に対する憎悪を吐露する仮面の道士。
「全ての憎悪を解放し、ワシを追放した人間共に、
死の裁きを下してやるのだ。」
そう言い放つと、みるみるうちに姿を変え・・・
不死のモンスター、「ダークリッチ」へと変貌!!
闇の衝撃波を受けて気を失うも、
突如響いたフェアリーの声によって、再び立ち上がる三人!!
悲劇の怪物ダークリッチとのラストバトル、開始!!!
ケヴィン「これが、最後の戦い・・・! みんな、行こう!」
いつも通り、開幕から”ドレイクの鱗”や”エナジーボール”で攻撃力を強化!!
必殺の「青竜殺陣拳」は、途中でヤツが移動してしまい、
大したダメージを与えられませんでしたが・・・
弱→弱→弱→弱→強のコンボと、アンジェラの放つ「ホーリーボール+」によって、
みるみるうちに体力ゲージを減らし・・・
最後は、クラス1必殺技「夢想阿修羅拳」でトドメ!!
わずか20秒ほどで決着・・・!!!
すると、ダークリッチと化してしまった仮面の道士は、そのままの姿で消滅。
残念ながら、救済を与える事はできない結果に終わりましたが・・・
ともかく、これで世界の平和は守られました。
フェアリーが生まれ変わった姿のマナの女神と、別れの言葉を交わした後・・・
その場を後にする三人。
それぞれの故郷へと帰って行きます。
聖都ウェンデルへと戻ったシャルロットを出迎えてくれたのは、光の司祭様。
不死の病に倒れたハズでは・・・?
そう聞くと、ある日突然ヒースの幻影が現れ、
闇の呪法を使って、自らの命を犠牲として助けてくれたのだと言います。
再びヒースの死を痛感し、二階のベランダで泣きじゃくるシャルロット。
しかしそこへ、まるで何事もなかったかのように、
ヒースが姿を現します。
死後、暗い空間を漂っていたところをマナの女神に助けられ、
フェアリーだった時の命を授けてくれたのだと話すヒース。
彼にしがみつき、再会を心の底から喜ぶシャルロット。
正直、割と強引かつご都合的ですが、
これにて無事にハッピーエンドですね。
お次はアンジェラ。
アルテナ城の庭にて彼女を待っていたのは、実の母親、理の女王様です。
冒頭編で見せた冷酷な態度とは打って変わって、
優しい面持ちで、愛ある言葉をアンジェラに投げかけます。
欲してやまなかった母親の愛情に触れた事で、その場に座り込んで泣き出してしまうアンジェラ。
おそらくは、理の女王も黒耀の騎士を通して竜帝に心を支配されており、
本来このように愛情に溢れた人物だったというのが、真実なのでしょうね。
その後、一周目でドラゴンズホールから帰還した時と同様、城内にて謁見。
「何も覚えていない」と話す理の女王に、凛としつつも優しい言葉を返すアンジェラ。
一国の王女として、逞しく成長しましたね。
最後は、今回の主役ケヴィンの帰還です。(と言っても、今回は三人共が皆一緒ですが。)
故郷ビーストキングダムにて、緊張した面持ちの彼を待つのは・・・
勿論、彼の父親である、獣人王です。
カールも見守る中、親子の対決が始まろうとしますが・・・
既にわだかまりも解けている事ですし、元々優しい性分のケヴィンは、
「もっと学ぶべき事がある」と言い、戦う意志を引っ込めます。
それに対して獣人王も、今後の世界における三人の在り方について、激励の言葉を送ります。
その後、場所を移して月夜の森にてカールと戯れる三人。
「これからもっともっとトモダチ増えるぞ」というケヴィンの言葉に、遠吠えで返事をするカール。
三人の活躍により、人間と獣人との間にある溝も、徐々に埋められてゆく事でしょう。
そうして、緑が戻ったマナの聖域の情景が映し出された後・・・
流れるスタッフロール。
一周目と同様、デュラン、アンジェラ、ケヴィンと、主人公達のその後が順に描かれていきます。
シャルロットのその後のみ、一周目とは変化が。
ヒースが助かった事で、光の神殿の前でシャルロットと戯れているのが、
光の司祭から彼に代わっています。
これぞ、正真正銘のハッピーエンドですね。
ナバールの幼馴染み二人のその後も、一周目と同様です。
そして、最後を飾るのは、やっぱりリース。
無事に再会できた弟のエリオットと共に、世界を見て回って来たフラミーと対面します。
そうして、二人の満ち足りた表情を眺めて終了。
例えパーティにいなくても、
最後にはリースの顔を見て終われるゲーム。
要するに、この「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」の
正ヒロインはリースという事ですね。(んなこたぁない)
その後、一周目同様、裏ボス(アニス)の存在も示唆された後、
これにて二周目プレイ、クリアとなります!
SFC時代、それほど使用する事のなかった三人ですが、
この度、無事にそれぞれの結末を見る事ができました。
難易度ハードでプレイした事自体の感想としましては・・・
まぁ、”強くてニューゲーム”だったので、「楽勝」の一言に尽きましたね。
「サボテン君」を再度集める手間が省けた事は良かったのですが、
あまりにサクサク過ぎて、ゲームとしては少し軽快過ぎた感じもありました。
(持ち越した強アビリティを遠慮せず使いながら進行したので、当然なのですが。)
・・・しかし、そんな折、この記事を書いている2020年10月14日現在、
発売日以来二度目となるアップデートが来ており、
新難易度の「ベリーハード」と「ノーフューチャー」が追加されています。
どちらも”強くてニューゲーム”でしか選択できず、後者は特にクリアも困難なほどだとか。
現状、それらについてはプレイする予定はありませんが、
ゲームとしての寿命が延びるように意図されたアップデートが為された事は、非常に嬉しいですね。
~~ひとまず、このまま二周目メンバーでの追加エピソードと、アニスの禁域踏破もやり遂げますので、
相変わらずマイペースではありますが、今後も時々閲覧して頂けると幸いです。